坊津・久志　尾長の急襲　リベンジなのか返り討ちなのか　(-_-)

12月19日　小潮：満潮13時24分　天候：晴れ　海況：ウネリあり　表面水温：不明

坊津・久志・・・知る人ぞ知るデカ尾長とデカメジナの聖地
先々週くらいからクロ（メジナ）の釣果が出始め、寒グロのシーズンイン

毎年数回はここに通うが・・・未だに50アップのクロとは出会えずにいる

いや・・・出会ってはいるのだが、ことごとくブチ切られ、毎回リベンジを誓うばかりなのだ

今回も昭弥若船長から「そろそろですよ！」との誘いに矢も楯もたまらず老体にムチ打って久志へ！

いちばんワクワクする時

凪ではあるが西のウネリが残るなか、10数名の釣り人が久志の瀬群に散開する

昭弥船長が選んでくれた磯は地磯
周囲の水深は約12〜15ｍで、20ｍほど竿先に二箇所と30ｍ程先に一箇所、水深7ｍほどの沈み瀬が点在する

足場は平らで荷物の移動も少ない爺さま向けの磯であるが
離れ瀬との水道に右後ろからのウネリが押し寄せ、払い出しが非常にきつい
この払い出しと、船付けに当たったウネリの払い出しでポイントと思われる正面は真っ白にサラシている

この時期、これだけのサラシ場にクロが入って来るだろうか？

足元へ撒き餌を打ってみると、どこに打ってもこの払い出しに持って行かれ広範囲に広がってしまう　(-_-)
撒き餌が広範囲に広がらないように一点集中するがどうしても広がってしまい、サラシの届く全域にエサ取りの群れだ　(>_<)

かまわずエサ取りのまっただ中をハリス2.5号、タナ8ｍホールドで探ると・・・・
二投目からイスズミ・ベラ・オヤビッチャ・・・25cmほどのコッパグロと続く　(-_-)
クロの食いは浅く、ウキを持って行くが道糸を少し張って離してをしないと食い込まないｗ

食って来るクロは最大35cm止まり・・・そして25cmほどのイスズミの大攻勢　ｗ(>_<)

潮が高くなるにつれウネリの払い出しがいよいよ強くなる

ここでサラシ場を諦めるが・・・・残る手は30ｍほど遠投して沈み瀬の際（というか3つの沈み瀬の間）しか無い
だが、いま居る足場からだと手前のサラシがきつく道糸をあっという間に左右に取られるし
ウネリが足場を洗うようになってきたので、右手と左手のサラシの中間に道糸を通すべく少し高場に移動する

ウキサイズを上げサラシが納まる間隙を見て30ｍ遠投し、二つのサラシの間に道糸を通し
竿を持ち上げサラシに道糸が取られないようにする

3投目・・・・一気に竿をひったくられ瞬時に針元切れ！　尾長だ！！　それもデカイｗ
ハリスを3号に上げ、ハリをZeekグレ尾長3号に変更・・・・
これも一気に持って行かれるが、最初の走りは止めた！　
・・・が、沈み瀬に向かって一気に走り、ウキの直ぐ下でハリス切れ！！

震える手で、持ち込んだ最大サイズのハリス5号　ハリはグレ尾長4号へ

だが・・・結果は同じｗ
連続3発！！　沈み瀬を交わすことができず、全てハリスの中間で瀬切れ　号泣(>_<)

さすがに5連発でバラしては後が続くはずも無く終了・・・・

このままではまたもや丸坊主が見えてくる・・・ｗ(T_T)

デカ尾長の気配は消えたが、どちらにしてもここしか無いので淡々と打ち返す
ハリスは徐々に落とし1.7号　ハリはZeekグレのませ4号へ
タナは沈み瀬に合わせて8ｍに浮き止めを付けた半誘導

11時30分・・・ウキがシモり、道糸を指でつまみそっと誘いを掛けるとドスンと乗ってきたのは地グロ（メジナ）46cm

これで帰れる　(^^;)

連発で食っては来るが、型が小さく30cm止まりの地グロとイスズミ　突然青物　ｗ(-_-)
この青物（推定70cm　ブリかも？）・・・一気に50ｍほど沖へ走り、先端の離れ瀬を巻いたので付いていって足元まで寄せたが・・タモが無く結局ハリスを切りました　(^^;)

14時、撒き餌を撒き尽くして納竿

昼食も摂らず水も飲まず・・・久しぶりに一心不乱の釣り
カラダにも悪く精神的にもきつい釣りだったが・・・・楽しかったぁ　(^o^)

本日の釣果（お持ち帰り）　メジナ　46cm　1尾　明日は鍋だな　(^_^)v

※追伸
納竿して高場でのんびり昼食を食べてる時、潮が当て潮になってきたのでふと足下を見ると・・・・・
なんという事でしょう！！　新聞紙サイズの尾長の群れが！！！
朝のひととき、あのサイズの尾長が当たってきていたとしたら・・・どうやっても私の腕ではムリ！
凄いぞ！　久志の尾長！！　わたしは完全に位負けですな　(>_<)