SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

 わたしの【船フカセ釣り】クロ釣り雑感

錦江湾・湾口部周辺で出るクロ(尾長含む)の型は25〜40cm前後を主体に一日一発は50cmオーバーと思われるヤツにやられることが良くあります。
勿論、クロ仕掛けに真鯛や青物がくることもあります。また神瀬・開聞岳・根占・立目崎・佐多方面は型が一段と大きくなります

この一帯ではバクダン釣りでもカゴ釣りでもクロ(尾長)は食って来てます。

・・・が、フカセで釣りたい! ウキの消し込みが見たい!!  

◇狙う水深は10〜15m程度
荒い岩礁帯や底から4〜5m立ち上がった沈み瀬が点在する箇所だと間違いなく大型のクロが付いて居ます。・・・これ以上深いと私の技量では仕掛けを入れきりません。
船を、狙う瀬群に仕掛けが入るようにアンカリングしますが、この船を掛ける技量も当然釣果に影響します。

◇仕掛けについて
竿:SHIMANO ボーダレス420M-T 道糸:2号 ハリス:2〜3号-1ヒロ半程度 ウキ:00号-0号-G2など
潮と棚によっては KIZAKURA D.SUS-D-Win D.SUS Macro-ディンプルMacro などの二段ウキで底潮をより強くつかませる事もあります。

釣り方は磯からのクロ釣りと全く変わらずフカセの半遊動もしくは全誘導です。
船上から撒き餌を打ち、撒き餌と仕掛けの同調を考えるのみですが、船からでは【船】という足場が常に風と潮流によって振られているのでよほど潮と風が良くないと軽い仕掛けは道糸に引っ張られ巧く入っていきません。道糸の操作が釣果を分けるといっても過言では無いと思います。

凪の時は両アンカーで船を潮に対して横張りすることも可能ですが、HARUKAのような小型船の場合、シーズン中そのチャンスはなかなかありません

◇遊動でハリスを短くする
これはもう足場の狭い船上で竿が短いという特殊環境?だからです。
取り込みの際ハリスが長い(ウキ下が深い)と船舷と海面の高さ差違が無い小型船の場合、竿を目一杯立てても魚が浮いてきません。

◇竿について
通常の5〜5.4m竿を使えば選択肢は沢山有りますが・・・・船上では船尾の陽屋根が邪魔して充分に竿を立てられませんし、ライントラブルなどの時竿の取り回しが非常に面倒になります。
このため可能な限り軽量で短く、且つ腰に粘りがあって50オーバーの突っ込みにも耐えられる竿、同時に道糸のトップ絡みを軽減するため「SiC IMガイド」であること・・・としてボーダレス4.20(1.5号相当)を選択しました。4.60(1.7号相当)という選択肢もあったのですが仕舞寸法の差10cmで船倉に入らない!という私にとっては致命的な問題があり断念しました。

あまり釣りをすることの無いポイントをダイレクトに狙う船からのフカセ釣りですが、状況によっては2号ハリスだと見向きもしないこともあります。そういった状況ではハリス号数を落として対処するので、竿もやたらと強くはできません。

ボーダレスを使う前は船上で使い勝手の良いSHIMANO ZOOMインナーロッド1.5号3.6〜4.2mを使っていました。綺麗に胴に乗る良い竿ですが、当時のインナーでは道糸の繰り出しや浮き止め糸が引っかかるなどの難があり使用を断念しました。

◇3m前後のタモの柄がベスト
魚が浮いたとしても一般的な船用のタモだとせいぜい1.5m前後なので魚に届きにくく、グローブライド SPORTLINE SK ランドポール 270 (2.7m)タモの柄を使っています。
このくらいの長さで3段振り出し仕舞寸法90cm程度であればベストなのですが・・・何処を探しても有りませんw
長所は40cmの磯バックにタモの柄が収まってしまう・・・ところでしょうか(^^;)

ほとんど単独釣行なので・・・取り込み時に同船者に掬ってもらうわけにもいかず短いタモの柄だと竿を置いてハリスをつかんで寄せるしかありませんが、40アップのクロとなると浮いても油断出来ず良くバラしてしまいます。といって5m近いタモだともっと使いづらいです・・・(>_<)

マイボートフィッシングならではの【船フカセ クロ釣り】

フカセでのクロ狙いは、周辺ではわたしとやはり磯釣り師あがりの友船1隻しかやっている船は居ません。
同じく船からのクロ釣りは居ますが皆さんバクダンかカゴ釣りなので、必然的に狙うポイント(船を掛けるポイント)は違ってきますので競合することは少ないです。

クロ(メジナ)は比較的近場でも大型が生息しています。
皆さんの航行範囲でも上記に合致するポイントは無数にあると思います。
磯からは狙えない・・・誰も知らないポイントを探してダイレクトに大型のクロ・尾長を狙う・・・正にマイボートフィッシングの醍醐味だと思っています。



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