SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

 SeaBream HARUKA ドック 陸揚げ

2017年5月24日 1年半以上を経た船底の汚れが限界に達し、他にも懸念材料が多々出てきたので SeaBream HARUKA をドック陸揚げしました

2017年6月6日 確認訂正加筆:ブログを再確認したところ、前回のドック(船底塗装)は2015年2月でした!!
               途中半年くらいは川(汽水域)に避難係留してましたが、なんと前回塗装から2年3ヶ月経過してたとこになります (>_<)

今回は、購入後初めての本格的ドックで、作業内容は下記の通り

主要な作業は次の通り
1. 船底塗装(旧塗膜を可能な限りハツり凹凸を減らす) 2.エンジン及びドライブオイル交換 3.インペラ交換
4.燃料フィルター交換 5.ツインバッテリー仕様に変更 6.割れた生簀スカッパー二個を交換
7.ドライブ中間軸受けオイル漏れ修理

揚げて見ると、ドライブのステンストップピンが電蝕で折れ、ドライブ本体の塗装も腐蝕で浮き上がってたので
全面ケレンして塗り直し作業を追加、ドライブの防蝕亜鉛も交換します Σ(゚д゚lll)

生け簀スカッパーも「入り」「出し」共に網が破れかけていたので交換・・
手持ちの関係で、入りは「池田式スカッパー」 出しは「YANMAR純正スカッパー」です
随分前に購入していた「水位調整パイプ」がやっと使えます (^o^)

ツインバッテリーシステムに変更・・・
メインスイッチをツインシステムに対応出来るスイッチに変更し
「ユーロパワー 105D31R」を新規購入しメインバッテリーに据え、旧バッテリーをサブに据えました

一番の懸案事項は「中間軸受け」のギヤオイル漏れ・・・・
一旦取り外そうとしましたが軸受け本体の腐蝕もあって左右のシャフト接合部の六角ネジが緩まず、取り外すにはシャフト切断しか方法が無いため断念しました

取り外せたとしても、本体交換となった場合、YANMARさんに1台だけ残っていた「中間軸受け」在庫品の価格が 20万円!! 
シャフトもエンジン側ドライブ側の2本含めて相当な金額になるとのことで・・・この船より高額・・・な修理金額は出せません (^^;)

目視出来る範囲で漏れの原因を探ろうという対症療法しか選択出来ませんでしたが・・

ここで、とんでもない事が判明!
なんと、写真のネジ穴式オイル注入口は、正規のレベルゲージ付きネジが腐食で折れ、折れた部分に無理矢理穴を開けて取り付けたものと判明!! ww(-_-)
機械素人のわたしは当然全く分かりませんでした (>_<)

これでは、内部の圧が逃げずシールなどからオイルが吹き出すのも当然です
(正規品はエア抜き穴が開いてます)

腐蝕で折れた部分をドリルで切り取りながら慎重に取り外し、タップを立て直して正規のレベルゲージ付ネジに交換しました 上野マリン 兼人氏のGJです  )^o^(

多少は切断カスが中に落ち込みましたが・・・メリットの方が勝るので結果オーライとしました

ハッチを開放してる間に、船底に溜まった垢(汚水)を手作業で汲み出し清掃し・・

SZ80手動チルトドライブは、アルミ製のドライブ専用防汚塗料で塗装し直し・・
塗料は【金属防汚塗料セット MPX】を 下塗り(白色)1回 一晩おいて 上塗り(濃いグレー)1回

下塗り塗料は普通の塗料より良く延びますが、上塗り塗料(トライラックス33)は
缶内で完全に二層に分かれおり、充分に攪拌しないと使えないので注意が必要です
ライラックス33塗料自体は攪拌するとドロッとした感じで厚塗りになります

SZ80程度の塗装だと4回ほど塗装可能な量です・・・下塗り塗料は2回塗装可能でしょう

全ての作業が無事終了・・・・明日(6月6日)には船を降ろします
次回の航走が楽しみです

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