2020年7月23日 中潮 満潮:8:30 天候:晴れ時々雨 海況:ベタ凪 表面水温:度
大雨が続いた今年の梅雨がやっと一段落したので
二ヶ月ぶりに 夏オナガ を狙うべく勇んで出港する
港内を出て直ぐ、港の出口でガラガラッという異音と共に停船 w(*_*)
速攻でエンジンを止め、ドライブを確認するが異常なし
エンジンは正常に稼働しているが、クラッチを入れても駆動しないし、ガラガラ音は続いている
仕方なく邪魔にならないところへ流されるのを待ってアンカーを降ろして緊急電話!
故障曳航をお願いする
救助船が来るまでの間、エンジンルームを開け覗き込むと、クラッチではない青色のワイヤー取付部が引きちぎれたように破損しているが、それ以上は目視できない
ワイヤーが切れてシャフトに巻き込んだのか??
とにかく緊急ドック入りで上架し確認する
デッキの前方ハッチを開放・・・
青いワイヤーが中間軸受部のシャフトに巻き込んでいる w
後方のハッチを開放する・・・
!!!w ドライブシャフトが経年劣化で錆びて、根元からねじ切れている
ドライブ側ハッチは数年開放していないが、前方ハッチのシャフトの状態から推測してまさかここまで 錆 が酷くなっているとは思いもしなかった・・・
これは・・・簡単な修理では済まないことは素人でも分かる
メーカー在庫が在ったとしても・・修理工賃とパーツ代を単純に計算しても十数万円超え~は確実だろう
この4連休明けにヤンマーに在庫と価格の確認しなければだが・・・
ネットで品番違いではあるが中古パーツを探してみると・・
シャフト1本約5万円~ 中間軸受1台5万円~
ドライブ側シャフト交換だけならこれで済むが、ドライブ側シャフトが新しくなると、今までの負荷が中間軸受(オイルシールはとっくに破損しオイルはダダ漏れ状態で継ぎ足しながらかろうじて動かしている)やエンジン側シャフトに掛かるのは当然で、こちらも早晩故障するだろう
となると、エンジン側シャフト 中間軸受 ドライブ側シャフト の全てを交換しておかなくては安心できない事になる
何より、この瞬間的な破断荷重が エンジンやドライブ本体に影響を及ぼしていないという保証は全く無い
以上を考慮すると、老船にこれ以上金を掛ける意味はないと思う
廃船処理が妥当だと判断するしか無いだろう・・・