SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

 指宿沖海難事故を受けて・・

当地での夜釣りは、5月頃からのイサキに始まり、10月頃から水イカアオリイカ)のイカ引きと続く。
今回のような事故に限らず、我々のような小型船は昼間は勿論、夜間は特に十二分な注意が必要となる。


指宿沖海域は、鹿児島港・喜入港〜錦江湾出口(長崎鼻沖)の通過点にあたる。
枕崎方向から錦江湾に入る場合、長崎鼻沖を通り山川(マタゴシ沖)を通過し知林ヶ島沖を抜けるのが最短距離なためだ。

中小漁船は元より、中小型タンカーや運搬船等が自動操舵をかけて通過していく事が多いようだ。
通過船側で見張りを充分にしていても、FRP小型船などはレーダーに写りにくく気がつかない場合も多いらしい。自動操舵が故に手元作業を続け気づかない場合もあるだろう。気がついたとしても転進に時間がかかる場合、アンカリングして停泊中といえど小回りのきく小型船側で避ける必要もある。

私も過去数回アンカーを入れて釣りをしていて真っ直ぐ突っ込んでくる小型タンカーから逃げた事がある。そのような危険を感じた場合、エンジンを掛けアンカーロープを外しあるいは切断の準備をして転進を待つ。転進しない場合即逃げられるようにである。一度は数百メートル手前で気がついたのか転進をかけたが間に合いそうも無かったのでこちらで逃げた。勿論「黒球」(昼間の停泊用形象物)や「ホーン」(手持ちのスプレータイプだが・・)「照明」で注意喚起はしているのだが、大型船にはあまり意味は無い気がする(-_-)

過去に友船が当て逃げされた事例もあった。(海に叩き落とされたが自力で船に這い上がり無事帰港できた)


まさに逃げるが勝ちであるw

今回の事故を受けて注意喚起にもっと気を配る必要を痛切に感じている。予算不足故、来年の夜釣りシーズンまでに以下を準備しようと思っている。

◇LED回転灯(ソーラーパネル付きの優れもの・・友船が数千円で自作してくれる予定)
◇PLASTIMO レーダーリフレクター(レーダー反射板)

◇PLASTIMO インフレータブルライフジャケット用ライト(夜間に落水した時にw)