SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

 深棚攻略・・・・丸ボーズの顛末(-_-)

2011年7月3日(日曜日)中潮 坊津・久志 曇天・時折強烈な日差しで蒸し暑い 南西のウネリ

日曜日とあって、底物の大会や上物のグループで総勢14名程が久志に集結。私は例のごとく一睡も出来ないまま4時半には妙丸に到着したが、これが今回の敗因の一因だ・・と・・・思っておこうw

他船との競合もあり、瀬上がりは手際よく急がないといけない。おじさんは多少緊張の中「ビシャ」へ。

撒きエサを作りながらふと沖を見ると、ヘタの大瀬方向から強烈な下げ潮が走っているではないかw その方向の沈み瀬周囲では潮が”鏡”状態で、ビシャの瀬際も音を立てて流れる始末だ。「こりゃ釣りにならんぞ・・ま、いつものことで直ぐ治まるべ」

準備が完了した時点で、予測通り通常の流れ・・といっても大瀬方向からの下げ潮だが・・。上げ潮が走っている時間帯なのにあの潮は強烈だった。多分、上げ潮が強くての巻き込み潮なのだろうが、この一帯、この巻き込み潮が強いのか、いつも潮と時間帯が一致しないでフラフラするみたいだ。

良い感じの潮は走っている! 水温が19.5度と数日前に比べて2度ほど下がった影響か、エサ取りの数もそれほどでは無い。

「ビシャ」沈み瀬との水道側

先ずは水道側を探る(水深は推定竿1本強)。エサ取り用の撒きエサは潮上の右手に遠投して、足下の本命ポイントには指先につまんだオキアミを少しずつ打ちながらいつものように竿1本までで壁際を擦るように・・・・?? エサがまるまる残る(-_-) 

一時間ほど粘ってみたが全く付けエサを取られないのでここを諦め、船付け側に移動する。

船付けは、瀬に沿って左流れ、若しくは払い出しに乗って沖へ出てからの左流れだ。払い出しに乗って左へ行くと、左手の沈み瀬に当たって沖へ出て行く。瀬際を沿って流れるとそのまま沈み瀬との水道に入っていく。私的にはこの船付けの方が良いポイントに思えるのだが、実績は水道らしい。多分、時期によるのだろう。


「ビシャ」船着けからヘタの大瀬方向

先ずは瀬際から攻めてみると、水面下1m?位のところにコッパ等のエサ取りが集結w 浮き下竿1本で際を流すが付けエサは残ったまま。そのままウキを沈めて見えるか見えないか程度まで探っても同じだ。それ以上はサラシと潮流で、G2のウキでは沈めることが出来ない。このエサが取られない状況は一ヒロ半でも変わらず、一ヒロ弱にするとエサ取りとコッパ・・・。

瀬際を諦めてサラシの尖端を攻めるが、ここもエサは残ったままだ。「棚はもっと深い・・」のは分かっているが、持ち込んだウキ(G2まで)では払い出しと潮流で際よりも沈めることが難しい。

仕掛けを変更すべき!なのは分かっているが”無い”モノはどうしようも無いのでガン玉を多段打ちしたが、ウキが先行して沈んでしまい、道糸を張ると潮流で浮き上がる。これでは全く釣りにならない。

ここで、睡眠不足と暑さでカラダが参ってしまい考える気力を失って11時過ぎにはギブアップw(-_-) あとはクーラーに入れた食料やポカリなどを飲みまくり、氷の溶けた水をタオルに浸して首筋や頭を冷やしながら、ひたすら14時の回収を待つこととなる。

昼頃から南西のウネリが強くなり、回収時には波しぶきを上げ出す始末で、道具の回収時に全身ずぶ濡れ(>_<) これはこれで気持ちよかったが、他者の回収にも手間取る間に何年ぶりかの船酔い状態・・・当に心身共にギブアップだった。

帰港後、妙丸の待合室のシャワーが気持ちよかったことが・・(^_^)v

各自の釣果を見てみると、上物は釣った人で最大35Cmの尾長を筆頭に5枚程度と、この時期にしては貧果。底物は8名で11枚とまずまずでした。特筆すべきは、上物で釣果をあげたグループは棚が竿2本半(約15m)という深さ!! 全層釣法は分かるけど・・2本半っちゃフカセ釣りの限界の深さでしょうよw(^_^;) まさに「良く釣ったね!」でありました。


鹿児島市 森さんグループの釣果


底物の釣果


追伸・・・具合の悪さは帰宅後も続き・・・下痢ピーしたら一挙に解消!・・てか、熱中症や船酔いじゃ無くて単に腹が張って気持ち悪かっただけかw(^^;)