10日の釣りで発症した「魚探映像がまったく映らない」問題の検証を・・
先ずは問題の切り分けのため、手持ちの使ってなかった振動子【FURUNO 600W出力(50/200KHZ)2周波 520-5PSD】に取り替えて検証
写真の通り正常に映った
これで本体の故障ではない事はハッキリした
続いて「インナーハル」仕様のケース内充填液が漏れ出てないかを検証(液が無くなると当然映らない)
ケースを開けて、多少減ってはいるが問題なく適量入っていることも確認
ということで・・「振動子」そのものあるいはケーブルかコネクターの不良が確定した
早速、手持ちの振動子と交換すれば完了・・・なのだが
充填液の微小な漏れの箇所が特定できない(全体的に充填液のひまし油まみれでよくわからない)ため、インナーハルのケースごと交換する
ケースを再度自作するのは簡単だが・・塩ビパイプは在っても ”蓋部分が平坦な” (振動子を通す穴が開けられる)塩ビ蓋が田舎では入手困難・・で・・ヤフオクに相談すると速攻で見つかった (笑)
鹿児島市内の方が出品されていたので翌日到着
平坦でちょうどよいサイズの蓋や塩ビパイプ、充填やエア抜き穴のステンネジやゴムパッキンを探し回る手間暇を考えると断然安いと思う
交換作業開始
先ずはケース内の残った「ひまし油」を抜き出す・・結構めんどくさいし油まみれ (;´Д`)
済んだらケース下部の船底と接着したシリコンを切る・・少しづつ焦らず丹念に 大汗(@_@;)
撤去が終わったら床掃除・・油を丁寧に拭き取って ”アセトン” で拭き上げ、サンドペーパーで粗してもう一度アセトンで洗浄する(そうしないと当然シリコンが接着しない)
インナーハル仕様の充填液に「ひまし油」を使う場合・・漏れた箇所は再度シリコンを・・は脂分で接着しないから対処が難しい!!
新しいケースの外径を描いてマスキングテープで大きくはみ出ないように養生する
シリコンを厚めに塗布・・・ゆっくりと確実にケースを置いて軽く押さえ、周囲を均しマスキングテープを剥がす
翌日まで乾燥硬化を待つ
振動子の準備・・・ケース蓋にケーブルを通す手順(パッキンやらスペーサーやら)を間違えないように・・・分かっていても何度も間違えて、ケーブルを固定していたタイラップを何本も無駄にしたのは内緒である (-_-;)
もう一つ・・・硬化を待つ間にケーブルをきちんと処理したいところだが まあ待て! だ (笑)
インナーハルに振動子をセットする際、蓋を閉めるときにケーブルを回転させる必要がある
先にケーブルを処理してしまうと、この回転によるケーブルの撚れを解消できず断線の要因に成りかねない
気は急くし、時間がもったいないのだが・・ここは 振動子セットが最優先 急がば回れ なのだ (^_^;)
ケース筒と船底床の接着シリコンが固まったのを確認したら、インナーハルケースの充填口から「不凍液」(ロングライフクーラント)を入れ、片方のエア抜きから溢れ出れば満充填
ケーブルの処理をしてキャビン外に引き出して GP-1870F と接続し美麗に表示されれば作業完了である(GP-1870Fに振動子520-5PSDを再認識させる必要があった)
2022年1月19日 追記 本体故障!!
今朝方、実釣テストを実施すべく準備万端整えて GP1870-F の電源を投入・・またしても魚探の全表示が消えた (;´Д`)
やっぱり本体故障だよ・・昨日映った時も解像度が悪いのが気になってたし (-_-;)
速攻で購入した店に連絡を取り フルノ九州販売株式会社 福岡営業所 に発送しました
2022年1月25日 起動時 表示不良動画 を追加
表示不良なため電源Off → 電源On直後→起動画面の乱れ→起動終了(魚探画面選択)