SeaBream HARUKA blog

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e-Taxで確定申告 手順忘備録

個人事業主となって三回目の確定申告でした。
経理処理そのものは「みんなの青色申告」というソフトを使ってるので、経理簿記素人の私でも「勘定科目」さえ間違えなければ問題ありません。ソフトの入力に関しても、よく出来たソフトのおかげで、エクセルを使うより簡単かも。ただし、領収書の整理がいい加減だったので、通帳の数字とにらめっこが大変でした。領収書や通帳には何に使ったかをメモっておかないと・・と思ってはいるんですが。

今年の申告は「e-Tax」を利用しました。
結論から言って「お役所の作った押し付けソフト」は非常に使いづらい!
単純な設定(インストールから正常動作まで)が難解すぎます。経理処理云々より「プリンタードライバー設定や更新程度は簡単に出来ますよ」くらいのパソコン操作に関するスキルがないと絶対に無理ですね。

【事前準備】

手順-1 公的認証サービス

先ず「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」を取得します。住民票のある市区町村の窓口で住民基本台帳カードICカード)を入手し、電子証明書発行申請書等を提出して電子証明書の発行を受けます。この作業は15分程度で即日交付されます。「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」(DLも可能)がついていますので無くさないように。次に、このICカードを読み取る「ICカードリーダー」を購入(3千円程度)します。今の時期なら電気量販店店頭に必ずあると思います。私の購入したICカードリーダーの場合、認識させるに当ってドライバをメーカーサイトからDLし、通常通りの手順で認識させます。上記クライアントソフトもインストールします。

手順-2 利用開始届けで利用者識別番号を取得

開始届出書は お探しのページが見つかりませんでした から行います。注意点として、私の環境に「Adobe Acrobat7.0」が入っていた為正常に登録できませんでした。オンラインで開始(変更等)届出書を提出するためには「AdobeReder8.0」のみの環境から登録するとOKです。

手順-3 e-Tax ソフト関連
お探しのページが見つかりませんでした
先ず、上記から「ルート証明書」をダウンロードしインストールします。
次いでe-Taxソフトをダウンロード及びインストールします。

ソフト動作に関する注意点として、公的個人認証サービスでは【Java1.5.0.13】をインストールしてくださいとの内容なのだが、しかし、法務省e-Taxオンライン申請システムのご案内HPでは【JAVA1.4.2_16】をインストールするようになっているのだ。そこで、http://shinsei.moj.go.jp/usage/zyunbi_JRE.html からJava1.4.2_16をDLしてインストールしないと、上記のICカードリーダーを認識できない仕様になっているのである!

これがお役所仕事なんだろうが・・・いやはや

入力や送信といったe-Taxソフトそのものの動作仕様に至っては、あと数ページを要するので割愛させていただくが、まあ指示に従って簡単・・という訳には問屋が卸さないことは言うまでも無いからそのつもりで。中でも、ソフト上にメール画面(メッセージボード)があるのってどうなんだろう?せっかくe-Mailアドレスを登録しているのだから、そちらに送信すればことは済むと思うのだが、このソフトでは、正常に受信できた等の連絡は全てこの「メッセージボード」にしか表示されないので、いちいちe-Taxソフトを起動して確認しないといけないのだ。通常のアドレスに送信されれば受信通知で判るのだが。これまた不可解なお役所仕様である。

わたしは「みんなの青色申告」の「e-Tax 連携オプション」(無料)から行ったが、国税庁のサイトから申告も可能である。(1月28日(月)〜3月17日(月)は、24時間ご利用できます)まあ、税務署の厭な空気に触れないだけでも良かったと思う反面、こんなソフト仕様に(多分)大金がかかっているかと思うと・・・・。