今週は水曜定休日と、翌日木曜日が施設のメンテナンスで休館となったため連休となった。連休がとれるのはこういった巡り合わせを待つしか無く、一年に一度あるかないかのチャンスである。
この定休日にあわせて組んであった所用もあり、大隅半島・鹿屋方面への久々の小旅行となった。南薩方面からは山川港発着のフェリー便が便利だ。運良く好天に恵まれて、指宿市山川港発午前10時の「フェリー・ぶーげんびりあ」で対岸の大隅半島「根占港」を目指す。
南薩・山川港遠景 開聞岳が綺麗だ!
途中時間が取れたので、一度行ってみたかった「海上自衛隊・鹿屋航空基地」内にある「鹿屋航空基地史料館」に行くことが出来た。史料館については「鹿屋基地史料館は、旧海軍航空の興亡の軌跡及び戦後の海上自衛隊の歩みとその中で活躍する隊員の姿を伝えることにより、国を守ることの意味を理解してもらうために以下のテーマを元に開設しました。」とある。
建物外には海上自衛隊歴代の航空機が展示してあり、史料館内部は鹿屋基地の、また日本の哀しい歴史である「神風特別攻撃隊」の史料も展示してある。知覧の旧陸軍航空隊の史料館も同様だが、どうしてもハンカチが必要になる。
史料館内部の写真撮影は禁止されているが、この「零戦」だけは撮影可能であった。戦争の歴史として、その栄華と衰退を体現した「零式艦上戦闘機52型(A6M5)」である。