SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

手酷い返り討ちの巻き

2011年11月3日(文化の日) 坊津・久志 東の風 凪ぎ 小潮

前回の敵討ちで「ヘタの大瀬」へ。小潮ではあるが上礁から11時前までほとんど潮が動かず、潜行した浮子はその場に留まったままであった。

午前8時前、0号のスーパーエキスパートUE ハリス5号を一ヒロ半取り、矢引の誘導で釣り開始。撒き餌には無数のエサ取りが乱舞するのは前回と同じだが、「ギンユゴイ」の様なヤツはほとんど見えず「オヤビッチャ」のみが駆け回っている。時折、オヤビッチャの乱舞の中にクロの姿が垣間見える。瀬際に目を凝らすと足の裏ちょいサイズのクロが集まってきて、さらに撒き続けているとオヤビッチャの群れの中にクロも乱舞し始めた。

撒き餌即仕掛け投入で始めるが、あっという間に付け餌が消え去り当たりを取ることが出来ない。尾長狙いではあるが、ガン玉をチモトの5センチ上に打って、浮き止めゴムの動きでやっと足の裏サイズを掛ける。クロはますます浮き上がり、ガン玉調整でも当たりを出せないので、浮子を小粒の「プロ山元ウキ 2」に変更、ハリスも矢引に変更し、入れ食い状態で足の裏強サイズの小長を抜き揚げるが、サイズに飽きて深く探ると、どうやっても浮子に反応が出せないまま付け餌だけが消え去るのみ orz

11時前頃からやっと上げ潮が大瀬との水道に小さな鏡を作り出した。

[「ヘタの大瀬」水道側 右手の足場が釣りやすいが満潮でかぶります。勿論時化てたらアウトです]
と同時に、明らかに40センチを軽くオーバーするサイズの尾長が撒き餌に乱舞を始めた ワオ〜!!
尾長の見える棚は矢引から一ヒロ前後だ。
ドキドキしながら5号ハリスを新しく結び直しし、矢引+でコイツを狙う。

しかし・・針を変え棚を変えガン玉を打ち・・手を変え品を変え必死で狙うも喰ってこない orz(>_<)

瀬際ギリギリに仕掛けを落とし撒き餌をかぶせ、直ぐに始まる40オーバーの乱舞に気合いを入れて構えても喰わず!

「え〜い! 喰わせてなんぼじゃ!」とついにハリスを2号まで落としていくが喰ってくるのは小長である。

13時半、撒き餌の終了と同時に納竿。
道具を片付け終わってから船が見えるまで、どっと気が抜けて水二本とパンをむしゃむしゃ(-_-) この時まで全く飲まず食わずで必死こいて釣ってたのだ・・・まったく手酷い返り討ちに遭ったもんだわ(T_T)  取り敢えず小長の30センチを3枚だけ晩飯用に締めて帰路についた。(小長の写真なんか撮る気持ちになれなくて有りましぇん(-_-))

[「ヘタの大瀬」から秋目方向を見る]