SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

磯釣りに復帰してから主に使っているウキは「スーパーエキスパートUE」(釣研)の0号(11.5g)とG2(11.2g)だが、このウキのシビアな浮力感度設計に痺れている。
サルカンを使うので「0C」だと沈み過ぎるので0号からなのだが、ある程度凪で風が無い場合は0号、波気があり風で道糸が持って行かれる時などはG2を使っている。
このウキの凄いところは、ガン玉3号と5号(目安で、3号−0.25g 5号−0.16g)では明らかにウキの沈降速度が違うという点! ・・・私の中での磯釣全盛期の頃(1980年前後)は、潮の中でハリスの張りを変えるためにガン玉を使用していたが、わずか 0.09g! の違いでウキの潮乗りが全く違ってくるなどあり得なかった。

当時、名人といわれた「鵜澤政則」「橋本敏昭」「立石宗之」他諸氏の釣技を間近で取材していたが、ここまでウキに拘っていたという記憶は無い。九州屈指のトーナメンター池永祐二氏の「1000釣法」の為に開発されたウキなのだが、ここまで研ぎ澄まされた製品をプロデュースする技量あってこその名人技であろう。