SeaBream HARUKA blog

NISSAN JOY FRIEND-20EX 鹿児島 錦江湾 船フカセでクロ釣りが主体です

 プロエンジニアの見解 いろいろ補修改善作業

SeaBream HARUKAのエンジン始動不良に関して、書面でプロエンジニア(ヤンマー特約店(有)唐泊鉄工所〜ヤンマー新艇・パーツ・福岡の舶用エンジン修理・販売・中古船もおまかせ!〜KARATOMARINE)に意見をいただいた。

エンジニア氏からの見解は下記の通り

「正常の範囲です。古いエンジン、特に小型エンジンに多い症状としてこのようなエンジンの掛かり方になる。理由は、燃料ポンプの内部蓄圧ができるまで時間がかかるから。セルをまわすとエンジン内部に燃料やオイルが送られ、圧縮が始まり燃料が霧状に噴射されて爆発がおきエンジンが動きます。たとえば、その際に燃料ポンプや燃料系統に280k圧がかかっていないといけないのに、そこまでの蓄圧ができるまでしばらく圧力を上げる所作をしないと圧が適正にならない。
4JM-TZのように古いエンジンでは、ニードル等の詰まりなどで燃料噴射にばらつきもでてきたり噴射燃料のつぶが大粒になってきたりして圧力が変わったりします。状況説明文と古いエンジンということを考慮するとこのような始動状況も正常の範囲である。」との事でした。

もちろん、エンジンを実際にチェックしてみないと本当のところは分からないのだろうが、詳細な解説にまずは一安心である。

毎回の基本点検作業を忘れずに大切に使っていかなければです。

※今日までの補修改善作業・・・。

◇リール2台分のワニ口クリップが付けられるように電動リール用バッテリのターミナルに銅板取付。

◇ビルジポンプの電源コードが短すぎたので延長作業。(要防水)
 ゴム製キャプタイヤケーブル2mを接続して熱収縮チューブをかまし
 シリコンを充填した後ビニールテープ巻き

◇右舷前方フェンダーロープが係留ロープと擦れて切れかかっていたので改修作業。
 ゴムホースをかぶせる

◇60号負荷のウキが折れてしまったので「本場いか餌木発祥の地 鹿児島県 指宿市 大成フィッシングホームページ」に持ち込んで補修していただいた。
◇船釣りの場合ハリスが長いので、絡み防止と事故防止にハリを置く「ゴム磁石」設置
http://www.daiichiseiko.com/products/detail.php?product_id=2010
1m巻きを切断して船舷とハッチに計4枚